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塾長が答えるQ&A

なぜ学校の先生ではなく予備校講師・塾講師になったのですか?

学校の環境、自分のやりたい事などを勘案して、です。

学校の先生も大変だとは、よく聞きますよね。
うっかりすると、学校の混乱に巻き込まれて、自分自身が身動きが取れなくなってしまう恐れもあります。
「自分が選択し、行動する事」全てはそこから変わっていきます。
何か目の前に問題があっても、自分が選択できる余地がないと完全に行き詰まってしまいます。これは最も避けるべき事です。
学校という現場では、この最も避けるべき状況が私を待っている可能性があったので、避けました。

また、予備校・塾と学校では、予備校・塾の方がシビアに成績向上を追求するイメージがありませんか?
予備校・塾が「テストの点さえ良ければいい」というものならば私は反対ですが、かといってテストの点も取れない教育が良いとは思えないのです。

テストの点を取れて、その上に人間的な成長がある、そういう場をつくりたいというのが私の願いなので、成績向上を追求する姿勢が弱いような学校にはいたくなかった、というのも、この選択をした理由のひとつです。

とはいえ、そのうち塾ではなく学校をつくりたいとは思っています。
どの生徒も学校で多大な時間、授業を聴いてくるのですがそれがまったく理解できておらず、我々が一から教える、という事がよくあるんですね(苦笑)我々が教えれば、理解してくれます。
それなら学校に行かず、最初からこっちに来いと言いたい(笑)が、学校生活なども大切ですから……じゃあ、最初からこっちで学校生活もできるように、学校をつくろう、と思っています。いつかやります!

国家公務員一種に合格したのに蹴ったのは何故ですか?

ノリですかね(笑)

「ノリです」というと、さすがに不真面目に聞こえるでしょうか……

私はその段階では、人材育成に興味がありました。
そして、予備校や塾で当面は教えようと決めていました。

実は、同時に大学を卒業したばかりだったので自分は人間としての厚みが乏しいと感じてもいました。
人間としての厚みをつけるためには、今までと異なる環境で揉まれる事が有益だと思っていたので、それまでと大きく異なる経験を積める場所には魅力がありました。
国家公務員としては法務省からお呼びがかかっており、就職すれば、まずは少年院の法務教官をやるはずでした。(教育・福祉を専門とする職種で合格していたので)
これは、私にとって人間としての厚みをつける、格好の荒療治になったでしょう(笑)それはそれで、魅力がありました。

それで一瞬真剣に両者を秤にかけたのですが……結論は「どちらも同様に面白そう」でした。
では、どうするか。既に周囲に公言して進み始めていた道すなわち、予備校や塾の方へ行こう、と決めました。

どっちでもいいや、なら「既に進み始めていた道」でそのまま突っ走れ!
というのは、乱暴な言い方をすれば「ノリで決めた」という事になるのではないかと思いますが…どうでしょう。
一応、冷静に比較考量した上での計画的な「ノリ」ですが(笑)

中学受験で早稲田を蹴って江戸川取手に進学した理由は?

私の考えというよりは母の判断ですが……

私の兄が既に江戸川取手に進学しており、その内容を知った上で私も江戸川取手にと考えたようです。
まぁ、入ってみたら大層キツい学校でしたが……(苦笑)
化粧や髪の色を変える、制服を着崩すなど、少しでもそういう事をしたら、即刻狭い部屋に監禁され、反省文は原稿用紙10枚が基本設定でした(苦笑)
(あ、一度も反省文は書かずに済みましたよ。一応……笑)

私の地毛は少し色が明るいのですが、まあ黒髪です。
それがたまたま夕日に照らされて赤く見えた事があったらしく、それで一度「お前、染めていないだろうな」と言われました。
私は染めていなかったわけですが、それくらい微妙な色でもチェックされ、もし染めていたら即刻、厳しい生徒指導です。

当時はずいぶん嫌な学校だと思っていましたが、素晴らしい先生方に恵まれたと、今になれば思います。

なお、能力限界まで背伸びして難関中学に入って、その中で落ちこぼれたら困るから、少し余裕を見て、中堅校のトップを目指させよう、という考えもあったようです。
これは中高時代についてはアタリました。
私は何だかんだと優秀者として、ちやほやされましたから……とりあえず、プライドを向学心に向ける事はできました。(もっとも、井の中の蛙にもなりましたが……)
他方、教育に関わるようになって、難関校の中で落ちこぼれた子はずいぶん見てきました。
皆さんも中学・高校受験に際しては、参考にしてください。

難しい問題を沢山解かないと東大には入れないのですか?

東大を目指すなら、むしろ基本を大事にすべきです。

難関大学を目指す塾や、難関私立高校の中にはやたら難しい勉強をさせる学校もありますが……私は、それが必要とは思いません。
むしろ、東大は筆記が多いので、どの教科にしても、大切な点と些末な事柄をきちんと弁別し大切な事を簡潔に文章(または数式)にまとめる力の方が大切なのでは……と思います。
ただし、基本的な問題は沢山解いた方が良いでしょう。
というより、沢山やるのは当たり前です。

問題は、沢山やるのは当たり前として、もう一歩抜きん出るためにどうするかですね。
集中力で勝負するも良し、他人より多くの時間を確保するも良し。
私は集中力は今も昔もあまり無いですし、時間も、高校2年まで美術部で部長やら何やらしていましたし、三年になっても、高校生らしくコンプレックスを抱えたり、まあ、クシャクシャしていたので(苦笑)
他人を突き放すほどの時間を勉強に捧げたとも思えませんね。

私の場合は、苦手科目が無かった事と、基本の事項を柔軟に運用する力があった事、それに、本番の心理的なプレッシャーに勝った事で、入試を突破できたのだと思います。

予備校に通わないで難関大学に合格する秘訣は何ですか?

自分を理解する事、過去問を見る事、行動する事、ですね。

孫子曰く。「彼を知り己を知らば百戦して危うからず」
中国古代の兵法書『孫子』に「相手と自分の事を良く理解すればどんなに戦っても負ける恐れは無い」とあります。
これがそのまま当てはまるでしょう。
自分の勉強が足りているかどうか、自分の能力が充分かどうか、自分の長所はどこか、自分の弱点はどこか。
そして実際に入試で問われるのはどんな事か。
どの程度得点すれば合格なのか。
自分の現状や癖と、実際の出題とをよく知れば、自ずと必要な事は見えて来るでしょう。

そして、為すべき事が見えたら行動する事。
こう勉強しなさいと教えているのに勉強しない子もいます。
これはダメです。本人もダメだし、周囲も放置してはいけない。
実際の勉強をできる事も、大切ですね。

大学受験のためには中学受験をして中高一貫校に入学した方が有利でしょうか?

学校の環境、自分のやりたい事などを勘案して、です。

中高一貫と大学受験はほとんど関係ありません。
学校ごとに異なる環境と、生徒本人の相性をよく見て学校を選びましょう。
中高一貫校にいけば、高校受験が無いので「高校受験のため」という勉強はしないで済みますし、多くの場合は教科の先取り学習があるので、その点は確かに有利です。
しかし、その先取りカリキュラムをこなしきれなければ無意味ですし、高校受験があったおかげで中だるみしないで済む、中学範囲の学習事項をきちんと身に付けてから高校範囲に入れる、という事も有り得ます。
中高一貫校か、高校受験か、それは大学受験とは無関係と思った方が良いでしょう。

それよりも、学校ごとの雰囲気や先生の様子、在校生徒の様子、教育方針、そして生徒本人と学校の相性などに注目してみて下さい。
大雑把に言って、成績的に背伸びし過ぎの状態でギリギリ合格した学校に入るのは、やや危険が伴います。

学内での成績が悪いと生徒本人も勉強が嫌になってきます。

そしてどんなにレベルの高い高校も、学内最下層は大した大学には合格できないのです。
途中でドロップアウトしてしまう事だってあるでしょう。
大学受験の結果は、こうした多様な要素によって変わります。中高一貫校に通ったかどうかと大学受験は、ほとんど関係ありません。

子供が大学受験で有名大学に合格したいと強く言い出したのですが、子供の通っている学校は進学実績が良くないようです。叶わぬ高望みでしょうか。

学校の進学率や、高望みかどうかという事は関係ありません。高い目標を持ったなら、出来る限りの力を尽くすのみ。

標題の通りです。行きたい学校があるなら、死ぬ気で頑張る。
それでもダメな場合はありますが、今からダメかもしれないという心配をしても合格可能性は上がりません。
それは無意味です。シンプルに、頑張って下さい。それが全てです。

進学実績の良くない学校からの逆転ホームランは可能か、と言えば、確かに難しいです。
進学実績の良くない学校は、先生方の教授内容もイマイチであったり、配布される教材が簡単すぎたり、周囲に勉強しない友達が多くて流される危険があったり、学内に落ち着いて勉強できる場がなかったり、不利な点はいろいろあります。
ただ、どんなに環境が悪くても本人さえしっかりしていれば、逆転合格はいくらでも可能です。

勉強のみに関して言えば、自学習さえ出来れば高校など行かなくても良いのではないかと思うくらいです。

学校環境の心配をする前に、自分に出来る事をしましょう。
ただし、何かの選択肢が目の前にある場合は、慎重に選択せねばなりません。
たとえば予備校に通おうと思うなら、「国公立&難関私大コース」などという名前に釣られて、自分には理解できない授業を大金を払って受講するなど愚かな事です。
基礎から固めた方が良いのなら、基礎クラスから受講しましょう。あるいは生徒本人がまだ中学生で、今は中高一貫校に通っているけれど、高校受験で他の高校に行ける可能性もある、というのであれば、より良い環境を求めて高校受験に挑戦するのも一案でしょう。ただし、中高一貫校に入学したのに、上を目指してそこを出ると言うなら、まず今の中高一貫校内で上位の成績を取っている事が前提です。
いまいる環境で好成績を取っていないのに「上を目指す」などと言っても、今と同程度か、もっと低いレベルの高校しか合格できない恐れがあります。

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